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見知らぬ妻へ (浅田次郎)
 好きな作家で紹介せずにいられないひとりに浅田次郎氏がおります。これからこのコーナーで紹介していきたいと思う氏の長編小説がいくつかありますが、氏はまた短編小説の名手でもあります。今回は敢えて短編小説集のなかから一冊をご紹介します。
 『見知らぬ妻へ』は新宿歌舞伎町で、地を這うように生きている主人公がふとしたいきさつから中国人女性との偽装結婚を請け負ってしまうことになる。そうして顔も知らない彼女にすこしずつ心惹かれていく。日常の中の清明な時間。しかしその結末は、決して幸せなことになるはずはなかった。
 ひとの心の優しさ、切なさの余韻の残る作品です。
 <表題作を含む八編>
更新日:2012/07/23(Mon) 13:52 [修正・削除] [管理人に通知]   投稿者:かごめ 
東山殿御庭 (朝松健)
 前にも申し上げたことですが、私はホラーとかいわゆるグロい系統は苦手であります。今回紹介する小説は帯の「宮部みゆき氏絶賛」という文言に魅かれ、勝手にミステリー系だろうと思い込んで(装丁がこれまたそんな雰囲気だったもので)読み始めたわけです。これは室町時代が舞台で一休師が主人公の連作小説です。
 その第一編目の『尊氏膏』から度肝を抜かれてしまいました。とにかくキーワードは苦痛、恐怖、狂気 etc.といったところでしょうか。読み進めるうちに「おいおい」という展開になってゆくのですが、結局短編ということもあり読み終えてしまいました。
 そうすると怖いもの見たさというのか、とどまるところを知らず一気呵成に残りの四編を読み切ってしまいました。
 こういう小説は時にあらすじを紹介しないほうがより楽しんでいただけるのではないかと思います。それぞれの私の読後感を付記しますので、心の準備を整えて読んでいただければ幸いかと思います。

『尊氏膏』・・・結構グロいが、もちろんそれがゆえの魅力あふれる作品です。こわいのもこれが一番。
『邪笑う闇』・・・恐怖とか謎というものは不思議と人の心を惹きつけるものです。
『ずい』・・・タイトル自体に謎が秘められています。かなりキモい。私としては一番、後ひきました。
『応任黄泉図』・・・とてもスピード感あふれるまさに伝奇小説ですね。
『東山殿御庭』・・・心地よい恐怖とでも言いますか、私の好きなタイプの作品です。

なお上記タイトルは、一部略記表示してありますのでご了承ください。
更新日:2012/12/21(Fri) 10:53 [修正・削除] [管理人に通知]   投稿者:かごめ 
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